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だ、駄文

二次創作のくだらない駄文置き場
2024
11,27

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2004
10,30
「行かせると思うのか」
「私は景虎様に殉じていきる――」
――人間です。
「……」
強風がさらう。
「勘違いするなよ。私の覚悟がおまえの覚悟に勝てる気がしないからだ」
「色部さん…」
白い羽が舞う。固く芯の通った羽。
「景虎殿を死なすなよ」
直江は一礼をして翼を広げた。
「……」
門へと向かう直江を見送り、
「――これで一人になったわけか…」
皆が旅立って天界に残るのは、色部だけ。
コートの裾が翻る。
行かせてしまったことに後悔はない。
「私がここにいれば?いい」
けど、大将は景虎殿、あなただ。
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2004
10,26
↓はもう一つ下の千秋メインに対を書きたくなって書いてしまった。
これといったことはまったく決まっていない。
天使の彼ら。
意味なしの突発です。
2004
10,26
「高耶さん」
なんでおまえの腕は暖かいのだろう。この腕を放したくない。けど――、
千秋は自らの意思で去ってみせたならば。
高耶はギュッと目を瞑り、
「??さよなら、直江」
突き放す。
「判っていた。おまえに会えたことがオレの幸福だったこと――」
高耶も選ばねばならない。進むべき道を!
「高耶さん!行ってはならないッ」
涙を振りちぎらんばかりに目尻に力を込めて、
高耶の瞳には、薬で動けない直江だけが映っていて、
――微笑んだ。
高耶は振り向くことなく、純白の翼をはためかせた。大いなる空へと!羽が舞う
2004
10,25
「このバカッ」
「千秋!」
「何でこんなところにきたッ」
掬い上げるように白い翼を持つ高耶を抱きかかえて飛ぶ。
「千秋…その翼」
数日前まで純白であった翼が。
「堕ちる気、なのか…?」
「……」
黒い羽が舞う。憎たらしく口を歪め、
「おまえには関係ないだろ。さっさと戻れ」
いやだ!間髪いれず高耶は叫んだ。
千秋を包んで舞い散る白と黒の羽。その隙間から――、
――あばよ。
笑みが覗いた。
「…千秋」
高耶は呆然と見送った。魔王の元へと向かう彼を、彼の決意を。
彼の羽は全てが漆黒に染まるのだろうか…

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