2004 |
10,26 |
「高耶さん」
なんでおまえの腕は暖かいのだろう。この腕を放したくない。けど――、
千秋は自らの意思で去ってみせたならば。
高耶はギュッと目を瞑り、
「??さよなら、直江」
突き放す。
「判っていた。おまえに会えたことがオレの幸福だったこと――」
高耶も選ばねばならない。進むべき道を!
「高耶さん!行ってはならないッ」
涙を振りちぎらんばかりに目尻に力を込めて、
高耶の瞳には、薬で動けない直江だけが映っていて、
――微笑んだ。
高耶は振り向くことなく、純白の翼をはためかせた。大いなる空へと!羽が舞う
なんでおまえの腕は暖かいのだろう。この腕を放したくない。けど――、
千秋は自らの意思で去ってみせたならば。
高耶はギュッと目を瞑り、
「??さよなら、直江」
突き放す。
「判っていた。おまえに会えたことがオレの幸福だったこと――」
高耶も選ばねばならない。進むべき道を!
「高耶さん!行ってはならないッ」
涙を振りちぎらんばかりに目尻に力を込めて、
高耶の瞳には、薬で動けない直江だけが映っていて、
――微笑んだ。
高耶は振り向くことなく、純白の翼をはためかせた。大いなる空へと!羽が舞う
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