2005 |
03,29 |
«-偶然-13 »
足跡を残したいと想うのは、女々しいのだろうか。
数枚の紙幣をキャッシャーに差し出しつつ俺の視線はさ迷って。
「ここキープできんの?」
バーテンの背後に並ぶ種々のボトルを捉えた。それぞれの似通った瓶に札が掛けられている。
「ええ、はい」
俺の視線を追ってキャッシャーの店員も振り仰ぐ。
「できますよ」
――しますか?
「ああ、何がある?」
種類は少ないですが、と差し出して見せてきたメニュー表はそれでも他の店に比べれば格が違う。こんな店は滅多にお目にかかれるものではない。
「あと、これに名前お願いしますね」
数枚の紙幣をキャッシャーに差し出しつつ俺の視線はさ迷って。
「ここキープできんの?」
バーテンの背後に並ぶ種々のボトルを捉えた。それぞれの似通った瓶に札が掛けられている。
「ええ、はい」
俺の視線を追ってキャッシャーの店員も振り仰ぐ。
「できますよ」
――しますか?
「ああ、何がある?」
種類は少ないですが、と差し出して見せてきたメニュー表はそれでも他の店に比べれば格が違う。こんな店は滅多にお目にかかれるものではない。
「あと、これに名前お願いしますね」
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