2004 |
10,19 |
«無題»
「ぱ、パニック死!?」
高耶がテレビ画面にかじりついている。
「すげー……」
「おーおー鳥も災難だな~」
ビール片手に千秋が戻ってきた。
「鶏だぜ」
「そうだな」
「驚かないのかよ」
「別に」
千秋は新聞から目を離さず、
「そんなの珍しくもないだろ」
ほら、見てみ、と手渡された新聞
『SEEVA五万人ライブで失神者続出!ばったばった倒れる!』
「……」
「たった一人で数万人だぜ~」
「……」
「鳥なんて一殺だ」
「鶏襲ったのは――、熊なんだけど……」
「ん?別にそう違いないんじゃない?」
「……」
高耶がテレビ画面にかじりついている。
「すげー……」
「おーおー鳥も災難だな~」
ビール片手に千秋が戻ってきた。
「鶏だぜ」
「そうだな」
「驚かないのかよ」
「別に」
千秋は新聞から目を離さず、
「そんなの珍しくもないだろ」
ほら、見てみ、と手渡された新聞
『SEEVA五万人ライブで失神者続出!ばったばった倒れる!』
「……」
「たった一人で数万人だぜ~」
「……」
「鳥なんて一殺だ」
「鶏襲ったのは――、熊なんだけど……」
「ん?別にそう違いないんじゃない?」
「……」
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2004 |
10,18 |
「なんとかたつみを追い出せたな」
使命遂行後の穏やかな笑みが三人に浮かぶ。
「長かったな…」
「あーこりごりだぜ~」
疲れた、疲れたと言って一番に退散しかけた千秋だったが…、
「長秀、これで帰れると思ってるのか?」
と色部が引き留め、
まったくめでたい奴だ、と直江が嘆息。
え?と首を傾げた千秋。
「この惨状をみろ」
コピー用紙やらペンやら、参考資料ミラ文庫が散乱してる。
「あと一仕事だ」
千秋の頬が引き攣ったのは言うまでもない。いやだー!俺様は帰るぅー!帰るんだーぁ!
その後のてんまつは…ね(笑)
使命遂行後の穏やかな笑みが三人に浮かぶ。
「長かったな…」
「あーこりごりだぜ~」
疲れた、疲れたと言って一番に退散しかけた千秋だったが…、
「長秀、これで帰れると思ってるのか?」
と色部が引き留め、
まったくめでたい奴だ、と直江が嘆息。
え?と首を傾げた千秋。
「この惨状をみろ」
コピー用紙やらペンやら、参考資料ミラ文庫が散乱してる。
「あと一仕事だ」
千秋の頬が引き攣ったのは言うまでもない。いやだー!俺様は帰るぅー!帰るんだーぁ!
その後のてんまつは…ね(笑)
2004 |
10,12 |
「たつみの奴……」
「文句を言っても仕方なかろう」
「くそー何で俺達がこんなことしなけりゃならない!?」
「文句は後でいくらでも聞いてやるから手を動かせ、長秀」
千秋、色部、直江の三人はいそいそと内職をしていた。
「ああ(怒)昔を思い出すなあ」
「確かに…」
「我等は貧乏だったからなあ」
「たくっ、大将がいないところなんて…」
「景虎様にこんなことやらせられるか!」
「あいつなら喜んでやるぜ~」
「だが、しかし…」
「昔から不器用だったからなあ」
「「!」」
黙々と続ける色部の背を二人は苦労を見た
「文句を言っても仕方なかろう」
「くそー何で俺達がこんなことしなけりゃならない!?」
「文句は後でいくらでも聞いてやるから手を動かせ、長秀」
千秋、色部、直江の三人はいそいそと内職をしていた。
「ああ(怒)昔を思い出すなあ」
「確かに…」
「我等は貧乏だったからなあ」
「たくっ、大将がいないところなんて…」
「景虎様にこんなことやらせられるか!」
「あいつなら喜んでやるぜ~」
「だが、しかし…」
「昔から不器用だったからなあ」
「「!」」
黙々と続ける色部の背を二人は苦労を見た
2004 |
10,01 |
「どうした。直江」
「高耶さん…」
いえ、べつにと言いながらも、溜息をつく直江に、
「仕方ないだろ。たつみじゃ」
「はい、そうなんですが」
来た理由がいかんせん。
日記書く前に電源きっちゃったぁあ!
としゃくりあげながら来られたら、
私のところでなくとも…と思うのは当然だろう。
「ま、なんつーのかな。迷惑の種類ってあんじゃん?たつみにとっちゃ、どうでもいい迷惑はおまえ押し付けるべきだと思ってんだよ」
「高耶さん…」
「何?」
「そんなに無邪気な笑顔で言わないでください…」
直江信綱三十路の人生~
「高耶さん…」
いえ、べつにと言いながらも、溜息をつく直江に、
「仕方ないだろ。たつみじゃ」
「はい、そうなんですが」
来た理由がいかんせん。
日記書く前に電源きっちゃったぁあ!
としゃくりあげながら来られたら、
私のところでなくとも…と思うのは当然だろう。
「ま、なんつーのかな。迷惑の種類ってあんじゃん?たつみにとっちゃ、どうでもいい迷惑はおまえ押し付けるべきだと思ってんだよ」
「高耶さん…」
「何?」
「そんなに無邪気な笑顔で言わないでください…」
直江信綱三十路の人生~
2004 |
09,23 |
«最近疎いんで»
「はぁ…」
「どうした?千秋」
「たつみもお前と並ぶ鈍ちんだと思って」
溜め息ついたんだよ。
カッと湯でタコの仰木さん。
「!オレは鈍くなんかねぇ!」
はいはいとあしらわれて余計赤くなる仰木さん。
「まーまー浮気されんのも微妙だけど、完結本リストで宣言しておいて書かねーのあんじゃん」
「それがどーしたんだよ」
「雑誌自体廃刊なっててな、続きでないと思ってたら」
書き下ろしででたんだってよ。
「気付かないでのーのーといるなんてお前みたいじゃん」
二度目の溜息。
「な!」
反論できない高耶さんでした。
「どうした?千秋」
「たつみもお前と並ぶ鈍ちんだと思って」
溜め息ついたんだよ。
カッと湯でタコの仰木さん。
「!オレは鈍くなんかねぇ!」
はいはいとあしらわれて余計赤くなる仰木さん。
「まーまー浮気されんのも微妙だけど、完結本リストで宣言しておいて書かねーのあんじゃん」
「それがどーしたんだよ」
「雑誌自体廃刊なっててな、続きでないと思ってたら」
書き下ろしででたんだってよ。
「気付かないでのーのーといるなんてお前みたいじゃん」
二度目の溜息。
「な!」
反論できない高耶さんでした。
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