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だ、駄文

二次創作のくだらない駄文置き場
2024
11,28

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2004
11,25
「高耶さん…」
まさか高耶が妹の美弥の許を訪れているとは直江も思ってない。
守りきれると断言できたなら彼女の記憶を消すなどという暴挙をしでかしはしなかったろう。
――……行くぞ。直江。
御意と言葉を発っすることも出ず、動けず目だけが彼の背を追った。
言葉と裏腹にその背は誰かがついて来ることを期待してはいない。そんな彼に憤りを覚えたのも事実で、躊躇したのも事実。
「景虎様……」
あの時、既に歯車は回りだしていた。美弥の記憶に自ら高耶自身を抹消させたその瞬間から――、

最悪の台本が動き始めたのだ。
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2004
11,22
「直江殿は今生の景虎様の妹ぎみ、美弥様のもとを訪れた模様です」
「……」
聞かなくともその結果など色部は知っている。
なにせそこは景虎が姿を消してからマークし続けている場所の一つだ。
「念のためでしょうね」
「相手は景虎殿だ。そう簡単に我々に行方を掴ませてはくれない」
椅子を回して窓へと視線を流す。
白い流雲。太陽が見えなくとも十分明るい空…。
「八海…引き続き景虎の捜索を。分かっているとは思うが――」
くれぐれも内密に。
「ええ、努力致しまする」
愛しい我が子同然の貴殿を失いたくはないのだ。
2004
11,19
いつぶりだろうか。こうして地上へ降り立つのは。
天使も悪魔も知らずにただ高校生をやっていたのが懐かしい。
その頃に比べてこの世界は変化しただろうか…?
普遍でありそうでそうではない世界。
(美弥…)
愛しい妹には兄がいた記憶はない。それが彼女の幸せだと思って高耶を自分で殺した。
その決断は間違っていないと今でも思ってる。けど――、
『高耶は高耶だよ』
「譲…」
諭すように怒ってくれる親友に空を見上げて小さく笑みを向ける。
「それでも……――過去には戻れないんだ」
天には動かぬ星が暗く輝いている。
2004
11,16
「で、何を捧げればいい?」
千秋は無造作に己の羽を一本抜いた。
玉座に座るのは魔王。笑みを掃いたその表情は、
「信じちゃいないんだろ」
悪魔な手に髪を鷲掴まれる。
「安田」
「何を捧げればいい?それとも」
仰のかされて間近に写る顔は思った以上に残忍ではない。
「……魔王の種でも埋めるか?」
不意に相手は動いた。
「――ッ」
鋭い痛みが首筋に走る。思わず相手を引き剥がそうとしたが、逆に抑えこまれて思う存分口腔をむさぼられた。そして、
「どうだ安田。従う気になったか」
「…あんたは本当に我が儘だよ」
2004
11,14
まったくあちらをブログに変えてみたのはいいんだけど、
ログインが出来ないってっていう非常に重いのか、
そんなこんなで書き込みができない!
時間帯が悪いのかな……これじゃCGIのほうが非常にましだよな。
と愚痴っていても仕方ないので、こちらで
更新のお知らせです。

とうとう空海の第二章第二節4がアップです。
だんだんと謎が明らかになるに連れて世界観が見えてきましたね~。
そして、サリあんたはナニモノ!?
という皆様の声が聞こえてきそうだ。
乞うご期待と言うことで宜しくお願いします。

そして、ニケ様に押しつけております(ありがたやありがたや)ちび千秋シリーズもといご近所物語シリーズはまだまだ続く予定ですのでよろしくお願いします。
ちなみに第三弾「ラヂオ体操」もう彼らが自分でも言うのもなんですが、すごく可愛いです。本当にニケさん受け取ってくださってありがとうございます!!

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