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だ、駄文

二次創作のくだらない駄文置き場
2024
11,27

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2005
01,01
「とうとうたつみの奴やっちまったよ……」
「よりによって、高坂始まりとはな……」
 千秋の言葉を引き継いぐ直江。
「大変な年になりそうだな」
「まったくだ。頼むから俺に迷惑かけないでくれよ。直江」
「なんで俺がッ!」
「けっ、おまえがしっかりといじめられてりゃ、こっちまで被害こないんだよ!」
 分かり切ったことをとばかりに吐き捨てる千秋。
「そうんなに睨み合っているんじゃない。二人とも」
「そうだぞ。直江、千秋」
「まったくあんたたちは……二人でいじめられていなさいな」
 ふうと溜息を吐きながら色部さんと高耶さんとキッと睨む綾子ねーさん。
 直江と千秋は一旦、睨み合うとぷいっと目をそらして、それぞれで溜息を吐いた。
「どうせ、俺たちゃいじめられ役だよ」
「最近、たつみは自覚を持ちだしたが、案外サドッ気があるからな」
 そのたつみからの伝言だ、と宣ったのは高耶さん。
『一ーつ、公務員試験合格』
「そう思うんなら、さっさとネット断ちきるべきだな』
『二ーつ、書き上げ途中の直高を処理』
「け、それでとっつぁんのとこ居座ったら切れるぞ」
「長秀……!」
「……」
『三ーつ、昇る新月を書き上げる』
「本当にこれできるのか? たつみの奴?」
「しらん」
「ちび千秋シリーズもあるのにねー」
「どうせ、自分の首しめてんだぜ。ま、いいけど」
「あまり、いじめるたつみが拗ねるぞ。千秋」
「わーってるよ」
「と、言うわけで、今年もよろしくな。みんな」
「なにも貴方がたつみの代わりに言わなくても良いのに……」
「仕方ないだろ。直江。たつみのお達しだ」
「貴殿が夜叉衆のリーダーだからな」
「か、勝長殿……」
「なんだ? 景虎殿」
 ちょっと言いにくそうな高耶さん。
 だって、色部さんの笑み自体が苦労を見越した微笑み方で。
「今年もよろしくお願いしますッ!」
 一同、高耶に倣って色部へと一礼するのであった(笑)
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