2005 |
01,01 |
「とうとうたつみの奴やっちまったよ……」
「よりによって、高坂始まりとはな……」
千秋の言葉を引き継いぐ直江。
「大変な年になりそうだな」
「まったくだ。頼むから俺に迷惑かけないでくれよ。直江」
「なんで俺がッ!」
「けっ、おまえがしっかりといじめられてりゃ、こっちまで被害こないんだよ!」
分かり切ったことをとばかりに吐き捨てる千秋。
「そうんなに睨み合っているんじゃない。二人とも」
「そうだぞ。直江、千秋」
「まったくあんたたちは……二人でいじめられていなさいな」
ふうと溜息を吐きながら色部さんと高耶さんとキッと睨む綾子ねーさん。
直江と千秋は一旦、睨み合うとぷいっと目をそらして、それぞれで溜息を吐いた。
「どうせ、俺たちゃいじめられ役だよ」
「最近、たつみは自覚を持ちだしたが、案外サドッ気があるからな」
そのたつみからの伝言だ、と宣ったのは高耶さん。
『一ーつ、公務員試験合格』
「そう思うんなら、さっさとネット断ちきるべきだな』
『二ーつ、書き上げ途中の直高を処理』
「け、それでとっつぁんのとこ居座ったら切れるぞ」
「長秀……!」
「……」
『三ーつ、昇る新月を書き上げる』
「本当にこれできるのか? たつみの奴?」
「しらん」
「ちび千秋シリーズもあるのにねー」
「どうせ、自分の首しめてんだぜ。ま、いいけど」
「あまり、いじめるたつみが拗ねるぞ。千秋」
「わーってるよ」
「と、言うわけで、今年もよろしくな。みんな」
「なにも貴方がたつみの代わりに言わなくても良いのに……」
「仕方ないだろ。直江。たつみのお達しだ」
「貴殿が夜叉衆のリーダーだからな」
「か、勝長殿……」
「なんだ? 景虎殿」
ちょっと言いにくそうな高耶さん。
だって、色部さんの笑み自体が苦労を見越した微笑み方で。
「今年もよろしくお願いしますッ!」
一同、高耶に倣って色部へと一礼するのであった(笑)
「よりによって、高坂始まりとはな……」
千秋の言葉を引き継いぐ直江。
「大変な年になりそうだな」
「まったくだ。頼むから俺に迷惑かけないでくれよ。直江」
「なんで俺がッ!」
「けっ、おまえがしっかりといじめられてりゃ、こっちまで被害こないんだよ!」
分かり切ったことをとばかりに吐き捨てる千秋。
「そうんなに睨み合っているんじゃない。二人とも」
「そうだぞ。直江、千秋」
「まったくあんたたちは……二人でいじめられていなさいな」
ふうと溜息を吐きながら色部さんと高耶さんとキッと睨む綾子ねーさん。
直江と千秋は一旦、睨み合うとぷいっと目をそらして、それぞれで溜息を吐いた。
「どうせ、俺たちゃいじめられ役だよ」
「最近、たつみは自覚を持ちだしたが、案外サドッ気があるからな」
そのたつみからの伝言だ、と宣ったのは高耶さん。
『一ーつ、公務員試験合格』
「そう思うんなら、さっさとネット断ちきるべきだな』
『二ーつ、書き上げ途中の直高を処理』
「け、それでとっつぁんのとこ居座ったら切れるぞ」
「長秀……!」
「……」
『三ーつ、昇る新月を書き上げる』
「本当にこれできるのか? たつみの奴?」
「しらん」
「ちび千秋シリーズもあるのにねー」
「どうせ、自分の首しめてんだぜ。ま、いいけど」
「あまり、いじめるたつみが拗ねるぞ。千秋」
「わーってるよ」
「と、言うわけで、今年もよろしくな。みんな」
「なにも貴方がたつみの代わりに言わなくても良いのに……」
「仕方ないだろ。直江。たつみのお達しだ」
「貴殿が夜叉衆のリーダーだからな」
「か、勝長殿……」
「なんだ? 景虎殿」
ちょっと言いにくそうな高耶さん。
だって、色部さんの笑み自体が苦労を見越した微笑み方で。
「今年もよろしくお願いしますッ!」
一同、高耶に倣って色部へと一礼するのであった(笑)
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