2005 |
09,27 |
«9»
怨霊の敵意も人間の敵意も両方相手にしてきた。
「今更な話だな」
「!」
ひたと俺は相手を見た。動揺なんてこちらにはさらさらありはしない。
「生きるためにおまえらみたいな馬鹿消してんだろうが」
消して何が悪い。
今更お綺麗なことを言うつもりはねえ。
そう。自分を生きるため――正当化するため、俺はヤツラを消してきた。まるで呼吸するのと同じように。――ごく自然とやってきた。「貴様ッ!!」
「ふん」
それが生き人を助けることに繋がっただけのことだ。
――違う!
「……ッ」
突然、俺の中の誰かが叫ぶ。
「今更な話だな」
「!」
ひたと俺は相手を見た。動揺なんてこちらにはさらさらありはしない。
「生きるためにおまえらみたいな馬鹿消してんだろうが」
消して何が悪い。
今更お綺麗なことを言うつもりはねえ。
そう。自分を生きるため――正当化するため、俺はヤツラを消してきた。まるで呼吸するのと同じように。――ごく自然とやってきた。「貴様ッ!!」
「ふん」
それが生き人を助けることに繋がっただけのことだ。
――違う!
「……ッ」
突然、俺の中の誰かが叫ぶ。
PR
Post your Comment
カレンダー
ブログ内検索
カテゴリー
アーカイブ
フリーエリア
最新CM
最新TB
最古記事
(09/03)
(09/04)
(09/04)
(09/05)
(09/05)
アクセス解析