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だ、駄文

二次創作のくだらない駄文置き場
2024
11,27

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2005
11,21
旧携帯にデーターが入っているので、
今日更新はお休みです。
ムリです。携帯を一日で使いこなすのは。
なので、明日、更新できればいいなぁと思っておりますが、
果たしてどうなるでしょうか。

まー、ちなみに全21話になりました~。
うーん、更新は早いかと思われます。
なにせところてん形式で、現在一日2通の更新ですから!
乞うご期待!ってあんま皆さん期待してないから
自己満足の世界です。

あと、これからは、250文字以上メールのメールも送れるようになったので、
縛りがなくなってちょっとうきうきです!
万歳!携帯!

つーか、早く充電器と充電してこい!(!?)
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2005
11,20
「教えてくれたら、離す」
「……」
真剣な響き。にやりと意地悪く笑いそうなその口が紡ぐ言葉。ここまで男前の男が真剣であると、なかなかに見物だ。
こんな口説き方は笑顔で意図が見えた軟派より、時と場合によっては性質が悪いと佐々木は思う。
きっと女がこの男に迫られたなら、ころっといってしまうのではないだろうかと思う。しかし、生憎、佐々木は男だ。
「……別にいいっているだろう?離してくれ」
「離したら、教えてくれるか?」
「知りたければ、強引に聞き出せば良いだろ!」
「!」
2005
11,20
「別に終わったことにとやかく言う気はない。急いでいると言ったんだけど」
「ああ……、だから、詫びがしたいんだ。名前と住所を教えてもらえないか」
「別に詫びなんて??」
――いらないから離してくれ、と続く言葉は腕を掴む力が増したことで食い止められた。
「そうはいかない。俺は詫びたい」
「いいって」
「よくない」
「離せ」
「嫌だ」
「……」
佐々木は恨めしく相手を見た。
永遠に続きそうなこんな口論をしている場合ではない。
かと言って、暴力に訴えようと、この長身で体格の良い相手をいなすのは難しそうだ。
v
2005
11,19
すいっと落ちたオレンジを掬い上げて、佐々木は走りだそうとしたのだが――。
「……。何?」
「いや、あの……」
青年は佐々木の二の腕を掴んでいた。
それも思った以上に力強く、無理矢理振りほどくには躊躇われるほどであった。
「……」
言葉でない言葉。
青年と佐々木の眼差しがかち合えば、青年は訴えるように、そして、求めるように佐々木を見る。が、佐々木にはそうされる覚えも言われもない。それに時間もないのだ。
「巻き込んで悪かった」
「……」
佐々木は眉をひそめた。それがこの男の言いたいことなのだろうか。
2005
11,19
「確かに普通の人間ならあんなのくらったら人たまりだろうな」
「……いや、そうじゃなくて」
「だから、お互い無事で良かったじゃないか」
佐々木は会話を切るように言いきった。
こういう得体の知れない人物とは関わりあわないのが得策だ。
「――いや、だから……」
ピルルル……。
『佐々木~っ!』
「すみません。ちょっと事故に巻き込まれて、すぐ行きます!」
『事故!?』
「たいしたことはありません!」
すぐに行きます!と再度言いきって佐々木は通話切った。
「じゃ、そういうわけで急いでるので」
「え?ああ……」

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